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『坂の上の雲』第10回「旅順総攻撃」

楽天主義(オプティミズム)。
オープニング、変わりました。

LONDON 1904


さすがに一時間半、
文字起こしをするエネルギーがございませんので、
簡単な感想だけにします。



スペシャルドラマ 坂の上の雲』 第3部 第10回 「旅順総攻撃」 




 ◆キャスト◆

秋山淳五郎 → 秋山真之 … 本木雅弘 (小林廉)

秋山信三郎 → 秋山好古 … 阿部寛 (田中祥平→染谷将太)

正岡升   → 正岡子規  … 香川照之 (ささの貴斗)

正岡律   … 菅野美穂 (吉田里琴)


佐久間多美 → 秋山多美  … 松たか子

よし    … 佐々木すみ江


広瀬武夫  … 藤本隆宏

アリアズナ … マリーナ・アレクサンドロワ

稲生季子  … 石原さとみ

八代六郎  … 片岡鶴太郎


夏目漱石  … 小澤征悦

陸羯南   … 佐野史郎


伊藤博文  … 加藤剛

山県有朋  … 江守徹

陸奥宗光  … 大杉漣

井上馨   … 大和田伸也

川上操六  … 國村隼


小村寿太郎 … 竹中直人


大山巌   … 米倉斉加年

乃木希典  … 柄本明

伊地知彦次郎 … ダンカン

有馬良橘  … 加藤雅也

島村速雄  … 舘ひろし

明治天皇  … 尾上菊之助


山本権兵衛 … 石坂浩二


児玉源太郎 … 高橋英樹

東郷平八郎 … 渡哲也




正岡八重  … 原田美枝子

秋山貞   … 竹下景子

秋山久敬  … 伊東四朗




語り  … 渡辺謙

 ◆スタッフ◆

原作  … 司馬遼太郎坂の上の雲

脚本  … 野沢尚 他

音楽  … 久石譲




        →公式サイト(NHK)


なんでヤフトピに香川照之さんの減量の話が載ってるんだよ…
それしか宣伝材料ないといわんばかりに…



テレビドラマとして密度が濃すぎるんですよね。
字幕も多用しているので、1時間半、テレビに噛り付いていないと…

とくに戦争のシーン、政治の話なんて、
歴史を事前に知っていないと難しい…


テレビドラマの常識を覆すくらいの、
映像であったりはあるんですけど…

約1年、間をあけて、
三部構成ってのも…

どちらにしても、これは、
集中力を保つのが難しい…

3年前から言ってるけど、
ものすごく観るのに体力がいるドラマ…


山口馬木也さんが岩村団次郎とか…
キャストも、溶け込みながらも豪華だし…



色々と凄いとは思うんだけど…

役者さんの演技とか楽しみ方もあるんですけど…

濃いんだよな…

弱ったから身体にスッポン、うなぎ、赤マムシみたいな…
今は、お粥とか鍋焼きうどんの方が…


現実に戦場みたいな環境下で仕事してんのに、
テレビドラマでまで、こんなん、観たくないんだよな…


でも、観ちゃうんだけど…
観終わった後に、それなりの達成感があるから…

明治の人物について知らないことが多すぎるんだな…



次回、第11回「二〇三高知」



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テーマ : 坂の上の雲
ジャンル : テレビ・ラジオ

tag : 坂の上の雲 司馬遼太郎

『坂の上の雲』第9回「広瀬、死す」

明治37年2月5日、東郷平八郎の元に封密命令が届けられた。
御前会議の結果は開戦と決まった。
連合艦隊参謀長・島村速雄から読み上げられる戦術。
東郷からの勇戦奮闘の盃。「いざ!」。

広瀬は戦艦朝日の水雷長。
広瀬と秋山の束の間の再会。
わしに役目を与えてくれるのが参謀次官の真之の仕事だと。
目指すものは全員生還という真之。
全員生還出来る作戦などありえんきと死ぬ気の広瀬。
連合艦隊は佐世保港から出撃した。見送る季子。

ロシアの軍艦は情報通り外港に停泊した。
真之を軸に旅順港の対ロシア艦隊戦の作戦が寝られる。

ニコライ二世は怒っている。
でもニコライの恩情は極東提督で止まっている。。
でも日本が国交断絶通告を突きつけてきた以上御前会議を開かねばならんと。
ニコライ二世は御前会議を招集したのは、それから2日後だった。

極東総督アレクセーエフにも伝えられた。
日本居留民は去った。
総督は自ら開戦のきっかけを作りながら、
日本側の宣戦布告を認めようとしない。

連合艦隊が旅順沖に到着した。
駆逐隊が艦隊から離れ襲撃準備。
月が沈み奇襲攻撃にはもってこいの舞台は整う。
真之は「ちょっとゴロ寝してきます」と奥に引っ込み、
更に戦略を練っていた。

広瀬はアリアズナからの手紙を読み返す。

その世、旅順は平穏だった。
しかもマリア祭。ロシアの宗教上の夜宴。
しかし、不自然さに気付いているものも。。
ロシア兵達は緩みきっている。
ロシアの軍艦が見たものは。。

日本連合艦隊による奇襲作戦の。
極東総督は異常に気付きながらも見過ごす。

砲撃と魚雷攻撃。奇襲攻撃は成功した。
しかし水雷部隊も極めて不手際だった。
恵まれた状況の割には貧しい戦果だった。
その後、旅順艦隊は港に引きこもる消極作戦に出た。

9日夜が明けるとロシア皇帝も宣戦布告を発した。
ロシアは日本側の奇襲への防衛戦争を主張したが、
国際支持は得られなかった。当時宣戦布告は絶対ではなかった。

日本公使もロシアを離れた。

日本国内では号外を持って開戦が伝えられた。
世論は大国相手に善戦する日本軍に対する祝賀ムードだった。

律は真之を心配して、秋山家に駆けつける。
季子が出てくる。季子の父・真履が来ていた。
季子は気丈に振る舞っていた。
愛する者が戦争に行く。その苦しみ。
律は季子の用心棒を引き受けると。(笑)


好古46歳。千葉県習志野の騎兵旅団長。少将。
出征を控え準備をしていた。
弟・真之に訓戒を与える手紙を。
参謀の心得。潤滑油。功名心を持ってはならぬと。

連合艦隊の作戦会議。
バルティック艦隊と旅順艦隊が連携したら勝ち目はない。
その前に旅順艦隊を殲滅しなければ。
そこで有馬が閉塞作戦を提案する。
真之は乗組員の生還率の低さから反対する。
仰山の死を頼んでの作戦なら参謀は必要ないと真之。
自らが指揮を執るから是非と有馬。
東郷は作戦を受け入れる。兵をいたずらに死なせるわけにはいかん。

有馬は実施部隊の隊長に広瀬を推す。
自らの命を顧みない男。。
真之は、その中で最善を尽くすために作戦を練る。

決死の作戦に志願する兵の多さ。
血書を認める者までいる。
有馬は兵を奮い立たせる作戦ほど良い作戦だと。
真之は兵を生きて返してこその作戦だと。

広瀬と真之。

広瀬はロシア語でロシアの人々への自らの名乗りを、
自らの艦に掲げた。友人への手紙。第二の故郷の友人への。

第一次閉塞。結果としては上手くいかなかった。

広瀬も足を負傷して帰ってきた。
次は失敗せん! と広瀬。
真之は迷っていた。夜間出撃を主張した自分が誤っていたのではと。
しかし広瀬は今度も夜間出撃で行こうと決意した。
今度はロシアも万全の対策をしてくる。
こちらも何か新しい作戦を考えねば。

広瀬の手紙は友に届いた。

新しく旅順艦隊の司令についたマカロフ中将。
理論派でロシア軍の主力。旅順艦隊の士気は上がった。
マカロフの開かれた作戦会議。

第二次閉塞作戦。4艦。指揮官は同じ。
今度は船橋に相手に手紙を書かせる広瀬。
これが成功すれば。。
秋山と広瀬。もう一度したいな。餅食い競争。
そして、もうひとつ頼み。アリアズナへの手紙。真之に託す。
広瀬の死への決意。

3月26日朝、閉塞作戦の4隻は本拠地を出発した。
福井丸。広瀬が船員の士気を上げる。

千代丸の有馬。敵に見つかり砲撃を受ける。
驀進する千代丸。
福井丸奮戦。しかし激しい砲撃を受ける。
碇を入れ、港を塞がんとした時、魚雷を受ける。
総員退却の命令を出す広瀬。
短艇に皆を乗せる。番号確認。
1人いない。その1人を探して艦内走り回る。
広瀬の心に深く突き刺さっている、
全ての兵員が生きて帰れない作戦は立てないという言葉。
1人も死なせないという思いが広瀬に舵手つの時を逃させた。
広瀬は意を決して脱出用の短艇に乗り移った。
砲弾の雨の中、オールを漕がせる。

1人の乗組員が撃たれ絶命。
それに取り乱す乗組員たちを、
落ち着かせ、またオールを漕がせる広瀬。
ソーレ、ソーレと。

その広瀬に当たる敵のスポットライト。

蘇るアリアズナの言葉。

兵員が顔に血しぶきを浴びた。

いたはずの広瀬はいない。

少佐がやられました! 少佐ー!!


4名の戦死者の報告をする有馬。
責任は指揮した有馬にあると。
作戦を立てた自分にも責任がといおうとした真之を、
有馬は制する。

ちょっと、ゴロ寝してきます。



真之の心の中の広瀬。


ロシアの新聞は広瀬の死の詳細を報じた。
旅順沖で発見された日本人将校の遺体。
旅順で手厚く葬られた広瀬武夫。

真之が預かった手紙は中立国を経てアリアズナに届いた。
アリアズナはロシア少将の娘ながら喪に服した。



停滞している艦隊戦。
陸軍による要塞の破壊。

近代。日本人は血で購うことになる。


スペシャルドラマ 『坂の上の雲』 第2部 第9回 「広瀬、死す」 



 ◆キャスト◆

秋山淳五郎 → 秋山真之 … 本木雅弘

秋山信三郎 → 秋山好古 … 阿部寛

正岡升   → 正岡子規  … 香川照之

正岡律   … 菅野美穂 (吉田里琴)




広瀬武夫  … 藤本隆宏


アリアズナ … マリーナ・アレクサンドロワ


稲生季子  … 石原さとみ



伊地知彦次郎 … ダンカン

有馬良橘  … 加藤雅也

島村速雄  … 舘ひろし


東郷平八郎 … 渡哲也




正岡八重  … 原田美枝子




語り  … 渡辺謙

 ◆スタッフ◆

原作  … 司馬遼太郎『坂の上の雲』

脚本  … 野沢尚 他

音楽  … 久石譲




        →公式サイト(NHK)


明治という時代と現代は、明らかに違う。
同じ方法論は通用しない。
だが人が厳しさに耐える術は似ている?

戦争は何も生まない。

技術の発展は生むかもしれないが、
技術の発展が幸福につながらないなら。。

広瀬武夫。享年36。
死の即日中佐へ昇進し、昭和に入り「軍神」として祀られる。


次回は、来年の第3部、第10回「旅順総攻撃」

控えめな選挙速報。
地震速報なら仕方ないといいたげなNHK。
普段よりもしつこく流す。


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『坂の上の雲』第8回「日露開戦」

前をのみ見て歩く。

好古45歳。清国より帰参して千葉で騎兵第一旅団長に召された。
好古の提案が採用されて騎兵が銃を装備。
ロシアが直々に好古を招待する。
自らの戦力を見せ付けるために。

真之は自転車に乗る家族のレディたちを、
八代に紹介される。またお見合い画策。
季子もいた。秋山と季子は心が通じ合い始めている?
でも真之は、いつ命をとられるかわからぬ軍人だと。
でも季子は、その覚悟は出来ている。
真之は季子に教わって初めて自転車に乗る。
嬉々とする真之と季子。転倒しても大笑い。

秋山真之は稲生季子と結婚した。
少佐の時で36歳。(兄・好古の結婚は少佐の時で35歳だった)
2人の兄弟は結婚して家庭を持つことは、
自らの意思を萎えさせるものと考えていた。

ロシアの何かの欲望。
帝国主義に。。

満州→シベリア。好古はロシアに招待される。
ロシア皇帝自らの指示で世界最強といわれる陸軍を見せ付けた。
コサック騎兵。たしかに精強だった。
日本兵の三分の一が死なないとならないと戦えないと。

ロシアと日本の外交。朝鮮と清国の覇権争い。
しかし。。


シベリア ニコリスク。
好古はロシア人に対しても豪傑ぶりを見せつける。
自分よりも遥かな大男とも腕相撲。
ロシア騎兵からも好古は同族と思われた。
コサック魂と侍魂。


東京 芝。
真之と季子が結婚して3カ月。
新婚生活。そこに律が約束通りの来訪。
子規の形見分けのために訪ねて来た。
草花帳。そして。。
新聞紙にくるまれたのは履いていない下駄。
兄から頼まれて買ったが履かれることのなかった。
そこに込められた子規の意志。

季子が呼んだのは、
真之ではなく律。
もっていたのはどじょうをさばく包丁。
お嬢様育ちの季子は苦手だと。

律は季子に子規と真之の思い出話を始める。
気になって覗きに来た真之。
過去の両想いの相手と、妻。。
不思議な三角関係。
楽しそうな女2人。


対露外交が難航している中、
海軍では極秘裏に開戦を決意し、準備を始めていた。
海軍大臣の山本権兵衛は、ゼロに近いところから、
大海軍を作り上げた。
舞鶴にいた東郷平八郎と釣り。戦争を釣りに例える。
人事にも長けた権兵衛は平八郎の全てを司令官に相応しいとしていた。


朝鮮の覇権争いに強気な姿勢のロシア外交。
日本では新聞が一世に開戦熱を煽り立てた。


児玉源太郎は自ら陸軍参謀次長を引き受けた。
児玉の名は世界に轟いていた。
そして乃木を訪ね。。

海軍では山本権兵衛から東郷平八郎が連合艦隊司令長官に任命される。
生きて帰れないかもしれない職を引き受けた平八郎。
現場での全権を、全責任を負った。
前長官の日高(中尾彬)と山本は仲が良かった。
病気がちで休んでばかりだったという東郷を、
みずからの後任にすると聞かされ、自刃しようとする日高。
大本営の思い通り動いてもらわなければいけない今、
東郷のように一歩引いた人間が必要だと。

10月下旬、真之は海軍省に赴いた。
そして東郷に会い、かつての話をし、
良き指揮官についてずっと探し続けていると共に。。
作戦参謀を任命される。
退任を全うさせていただきます。と真之。
日本艦隊の命運の一端を担うことになった真之。
すぐに佐世保に向かう。

老いた母は病に冒されている。
その母の両脇から民子と季子。
兄・好古から叱咤激励を受ける真之。
好古が真之に託したもの。一文。
「一家全滅するとこ恨みなし」と真之にだけみえるように。
その覚悟でやると好古。家長とはこういうもの。
わしの人生、一切の悔いはない。と。
それを「単純明快にあれ」という言葉だったと家族には言う真之。

母は、いつものように煎り豆を持たせる。
「母さん、わしが帰るまで元気にしちょるんじゃぞ」と・
そして兄弟、酒を酌み交わす。

遅れに遅れていたロシア側の回答。
さらに強硬な回答を示してきた。
間違いない挑発行為。

ロシアは凄まじい勢いで極東の戦力を増強させた。

日本の連合艦隊は佐世保で。。
真之も季子を佐世保に呼び寄せた。

子規の形見の下駄をはいて佐世保を歩く真之。
季子は律から、真之に隠れて裁縫を教わっていたと。
汽笛の音。旗艦三笠。真之が乗っている船。
季子の頭を過る不安。でも未来を口にする。
真之さんが帰ってくるまで、1人で着物を縫えるようにします。
元気で帰って来てください。と。

ロシアに潜伏する明石元二郎に革命指導せよという命令。
帝政ロシアを内側から崩すために。

明治天皇の前での御前会議。
伊藤博文自ら交渉の余地なきと明治天皇に。
戦争は回避できない状況。
日本の天皇家は代々穏健派で、
明治帝も同様に戦争には消極的であった。
それに最も近しい元勲伊藤博文も常に戦争を回避しようとしていた。

権兵衛は落胆。
山県は、聖断の背後に伊藤の気配を感じた。


ロシア皇帝ニコライ二世。
皇后と姫たちは日本画の絵本。
ニコライは家族に悩みを打ち明けていた。
父のように偉大には。。という悩み。
戦争に突入する苦しみは日本もロシアも同じ。
皇帝は聖断を下した。
日本に対する全面譲歩の電文を打った。

それを受けた現場の司令官は衝撃を受けた。

しかし、情報の行き違い。
日本の軍部は戦争に向かって走り始めた。
伊藤も、明治天皇も止められない事態へと。。

明治天皇が聖断を下したのは最後の御前会議だった。

開戦に決まった。


スペシャルドラマ 『坂の上の雲』 第2部 第8回 「日露開戦」 



 ◆キャスト◆

秋山真之 … 本木雅弘

秋山好古 … 阿部寛

正岡子規  … 香川照之

正岡律   … 菅野美穂

秋山多美  … 松たか子


稲生季子  … 石原さとみ

八代六郎  … 片岡鶴太郎

伊藤博文  … 加藤剛

山県有朋  … 江守徹

小村寿太郎 … 竹中直人

乃木希典  … 柄本明

島村速雄  … 舘ひろし

明治天皇  … 尾上菊之助


山本権兵衛 … 石坂浩二


児玉源太郎 … 高橋英樹

東郷平八郎 … 渡哲也


秋山貞   … 竹下景子

秋山久敬  … 伊東四朗



語り  … 渡辺謙
 ◆スタッフ◆

原作  … 司馬遼太郎『坂の上の雲』

脚本  … 野沢尚 他

音楽  … 久石譲





最近、考えることが哲学的になりすぎていた。
あまり視野を拡げすぎ、物事が大きくなり過ぎていた。
すると目の前のことに手が付かなくなる。
だから。。

ドラマのレビューも、わけがわからなくなっていた。

秀吉の時代にも武断派と文治派の対立があった。
実戦で戦功を挙げ地位を築いた者と、
読書き算盤勘定や政務で地位を築いた者との対立。

武が得意で武になったもの。
武が苦手で文を磨いたもの。
文が得意で文になったもの。
文が苦手で武になったもの。
武から文に転じんとするもの。
文から武に転じんとするもの。

皆、自らが生きるため。
自らが活きるため。

ひとつずつ、やっていこう。

戦争という悲劇を繰り返さないために。


次回は、第9回「広瀬、死す」


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『坂の上の雲』第7話「子規、逝く」

前のみを見つめてあるく。

明治三十五年七月。海軍大学校が設立。
真之は初代教官に任じられた。
八代六郎大佐もいる。

兵棋練習。作戦の演習。
それぞれが重責を担い模擬戦。
冷静な判断力を身につけさせる。

彼らが日露戦争での指揮官となり、
一糸乱れぬ作戦を実施した。

それぞれの艦に、どれだけの乗員が乗っているか。
指揮官が判断を誤れば、
その乗員すべての命が失われる。
部下を犬死されてはならぬ。
いかにすれば正しい判断ができるようになるのか。
皆と一緒に考えていくのが、わしの授業です。

その授業をみて高橋是清は喜ぶ。

是清は八代とともに真之を誘った。
女性による演芸。
稲生季子との初対面。
是清と六郎による真之の縁談画策。
真之のはじめてのお見合いは、
是清と八代の思惑通りにはいかなかった。

真之は東京の家に戻る。
母と兄嫁多美も出迎える。
多美は兄・好古の代わりと、結婚を急かす。

真之は母を背負って風呂屋へ。
早く所帯を持つ覚悟をせんと。と母。
誰ぞいい人がおるんかな、もし?


子規庵には、多くの子規を慕うものたちが。
既成歌壇を批判しても、みんな我慢してくれてるのは、
わしが病人と知っているから。
病人は得なもんじゃな。と。
子規の死期は近付いていた。
律は男にシャイ。子規の妹・律評。
自らが死なないことよりも、律に病なきことを願った子規。
律依存症となっている子規。
実際、律がいなくては何もできない。
律もそれがわかっている。

陸羯南が子規の頼みに応じて、
あさがおを持って来てくれた。
草花帳の最後を飾るのにふさわしい花。
子規のもとには新聞社よりの少ない給料だけが。。
陸は子規の姿を見ているだけに、子規の辛さを知っている。。
その死期も。。
麻酔剤が効いている間だけ。。
雨が降れば、また死ぬほどの痛みが正岡くんを苦しめる。。

おかしければ笑う。悲しければ泣く。苦しければわめくか叫ぶ。
さすれば痛みが減じる。

死は恐ろしくないが来るが恐ろしい。


広瀬は日本に帰ってきた。
真之ら海軍大学校の面々に土産話。

かわいげのないと八代に言われる真之。
広瀬は。。女の話は互いにはぐらかす。
広瀬は戦艦朝日に乗ると。


清国天津。
北辰事変のあと、列強は駐屯軍を置いた。
日本軍の司令官は好古。
好古の自然な東洋豪傑風の人柄は、清国で好かれた。
袁世凱も聞きつけてきた。
好古は泥酔しながらも袁世凱の好きな酒を用意する。
負けず嫌いの2人。
好古を心から信頼した袁世凱。


真之に子規を見舞った。
視力も失いかけている?
今朝ほど安らかな気持ちで、この庭を眺めたことは、
病気になって以来ないと子規。
とりとめのない日常。
その中に大切なものが含まれているような気がすると。

病床六尺。

淳さんにとって世界は広い。
わしにとって世界は深いんじゃ。

ロシアと戦争をすれば多くの人間が死ぬ。
戦争で散る命と、病床で散る命。
全然違わない。
どっちも小さい命?
どっちもかけがえのない命じゃ。

同僚を失くして坊主になりたいと言っていた真之に、
答えは出たか? と子規。
わしはとても坊主にはなれんと子規。
このままでは死にきれんぞな。。と子規。
まだ自らの境地に辿りついていないと。

ちっぽけな人間なままでいいと思っていない真之。
生きて生きて生き抜いておくれと真之に頼む。
子規も「わしも死なんぞ。痛い痛いと這いずりまわっても。。」

律と真之。
律は真之に「うちはいかん妹なんじゃ」と。
「兄さん、もう死んでもいいんよ」と心の中で呟くと。。
もう十分苦しんだんだと。
兄の人生は短いけど、とてつもなく濃い人生だった。
もう楽になってもいいと。
でも、兄さんはどんなに苦しくても生きようとする。
律の作るご飯を全部食べる。
どんどん俳句を詠む。


横須賀鎮守府に出張中だった真之。

虫の報せ。

子規は朝から具合悪く医者が付き切りだった。

昼、虚子ら秘書を枕元に読んだ。

律、母に助けられ、
自ら筆をとる。

糸瓜咲て 痰のつまりし 仏かな

痰一斗 糸瓜の水も 間にあわず 

をとゝひの へちまの水も 取らざりき


子規の辞世の句。

夜、よく眠っていた子規。
律が息を確かめる。
息は無かった。
「兄さん。兄さん、どこにおるんじゃ?」
「兄さん、戻ってきてください!!」
どこに死神がいるんか? うちが懲らしめてやるけ! と。


律、激しく泣いた。

母、「よう頑張ったのぉ」と。




真之は、電車の中の乗客が読む新聞で、
子規の最期を知った。


上根岸の子規庵。
参列者は30人が限度だと思われたところに、
150人が訪れた。

何事にも手記を残した子規。
自らの葬儀にも手記を。

それに従うように母も律も、穏やかに子規を見送った。



棺が運ばれる行列。
そこに到着した真之。
子規を見送った。
律は、その真之を振り返る。

子規の楽天主義は、自分を不幸であるとは、
どうしても思えない陽であった。

明治という激動の時代に、もっとも適合した人間は、
子規であったかもしれない。




二ヶ月後、子規の墓前。
真之が参る。
そこには、しっかりと御供えがしてある。
毎日、律が来ている証拠。

形通りのあいさつを交わす2人。

律は学校に入ろうと思っていると。
兄さんには女子にも学問が必要じゃと、
口酸っぱくいわれたもんじゃと。
そうすれば話し相手にもなれたと。
随筆にも散々に書かれていたと。
それは、妹への愛情からくるものだと、
律も真之も知っていた。

子規の書いた自らを詠んだ句は、
律の宝物。

肩の荷が下りましたと律。
これからは自分のために生きようと思っていますと。
「そうじゃな。ノボさんも、それが一番じゃと思うちょる。
 わしも賛成じゃ」と真之。



那須野。
乃木稀助中将は妻と農夫の生活を送っていた。

そこに内務大臣となった児玉源太郎が訪れた。
桂はロシアと本気で戦争をするつもり。
児玉は金策に追われていると。

土地の若者が長老に連れられて、
今年軍人になると挨拶に来た。
そんな若者に酒を振る舞う児玉。

明治という時代には暗さが付きまとう。
国民所得の低さが、その原因。
都会の一部を除いては靴を吐く習慣もない。
副食物の貧しさはとてつもなかった。
乃木は戦場への復帰を覚悟した。


真之は胃腸を壊して入院していた。
多美子が世話をしていた。
兵学研究に没頭し。。
隠れて豆を食う。。

そこに見舞いに来たのは。。
季子だった。

大人しくせざるを得ない真之。
どんな本を読んでいるのかと尋ねられ、
軍略談義を始める真之。虎と豹。
そこに。。律。
桃を剥いてもらって食べているところに。
律は、真之の生き生きとした姿に喜びの笑みを浮かべ、
こっそり帰って行った。

真之は女学校に通い出した律に会いに行った。

これからがはじまりと楽しそうに語る律。



世論は好戦的であった。

戦争へと向かい始める日本。


日露開戦まで、あと半年余りであった。



スペシャルドラマ 『坂の上の雲』 第2部 第7回 「子規、逝く」 



 ◆キャスト◆

秋山淳五郎 → 秋山真之 … 本木雅弘

秋山信三郎 → 秋山好古 … 阿部寛

正岡升   → 正岡子規  … 香川照之

正岡律   … 菅野美穂 (吉田里琴)


秋山多美  … 松たか子

広瀬武夫  … 藤本隆宏

稲生季子  … 石原さとみ

八代六郎  … 片岡鶴太郎

陸羯南   … 佐野史郎

乃木希典  … 柄本明

児玉源太郎 … 高橋英樹


正岡八重  … 原田美枝子

秋山貞   … 竹下景子



語り  … 渡辺謙

 ◆スタッフ◆

原作  … 司馬遼太郎『坂の上の雲』

脚本  … 野沢尚 他

音楽  … 久石譲


        →公式サイト(NHK)


BS-hiでは先行放送されてるんですよね。。
だからブロガーさんたちのレビューが分散してます。
NHKはめんどくさい。。



さて、子規の最期。
それは、物凄く重いものだったが。。

周囲の人は、それを乗り越えて、
また新しいものに向かって生きていかなくてはいけない。

過去にいつまでも引きずられていない人々の強さが描かれている。
それが、このドラマなんだと。

思うことは多々ある。
けど、今は、心にとどめておこう。



次回、第8回「日露開戦」


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『坂の上の雲』第6回「日英同盟」

まことに小さな国が開化期を迎えようとしている。

一九〇〇年。大英帝国。
ポーツマス海峡。真之と広瀬が英国で再会。

日清戦争後、ロシアに備えて海軍を増強する日本。
自国で作る力はなく英国に以来。
戦艦朝日。
軍艦建造にかかる、その費用は莫大。大げさにいうなら日本人は飲まず食わずで作った。

軍備を増強するか、産業を推進して先進国の仲間入りするしかない。

先進国には先進国の悩み。
というか馬鹿にされている。
英国から軍艦を買った大金は生糸を売った金ではない。
貧しい日本人が爪に垢をともして貯めた血税。
広瀬と真之は日本の決意を語る。

極東を争うものはロシアと英国。

真之はフランス弾き。
軍艦名鑑を広瀬に授ける。
代わりに戦術書を貰う。

支那(中国)では。。義和団の乱。拳匪事件。


好古ら日本軍。
先進国として世界で認められるため、
国際道義の忠実な守り手であろうとした日本。
中国で救いを求められる。


日本に帰った真之。
子規を見舞う。律も迎える。
アメリカ原住民の魔除ドリームキャッチャーを土産として渡す。
病床六尺こそ悪夢という子規。
子規は律にもてなしを命じる。
その前に包帯を変えてくれと。
重い結核で脊椎カリエスを発症している子規の地獄の苦しみ。

その子規庵を訪れる高浜虚子、河東碧梧桐ら。
病気と闘っている子規。
包帯の交換で疲れ。。少し眠るから帰らんといてくれと真之に頼み込む。
病床についてからの子規の執筆活動はすさまじく、
子規に師事する虚子、碧梧桐の名まで上がった。
短歌、俳句に対する革新論。
それを読んで待っていた真之。
そこらへんの軍人など及ばない闘志と、
子規の文章を賞賛する真之。

真之ものどかさを求めることがある。
昔話に花が咲き。。談笑。
律も笑った。
虚子は一芸を見せる。のどかなひととき。
待ち望んだ春ののどかさを楽しんでいるが、
もしかしたら来年は春を迎えることが出来ないかもしれない。


真之から広瀬へ。
真之の旅順偵察行。
旅順はロシアの海軍基地となっている。

広瀬とアリアズナ。
国を越えた恋人同士の風景。
日本とロシア。。敵国となる国同士。。
朝日。あけぼの。。
グマナスティ。思いやり。


清国・北京。
小村寿太郎が全権大使として義和団の乱の事後処理を終え、
桂太郎内閣の外務大臣になることになった。
その小村を巡洋艦千歳に訪れた真之。
帝国主義に道義なんかない。弱肉強食のみ。。

極東の問題は日本を抜きにしては何事も立ち行かんと。
世界の列強に名を連ねるべく日本。
今こそ日英同盟を結び、極東からロシアを排除する。


伊藤内閣が瓦解し陸軍大将・桂太郎が総理大臣となった。
太鼓持ちと呼ばれた桂は元老たちを招き外交について根回しをはじめる。

日米同盟が大勢を占める中で、
伊藤は日露同盟を提示する。
敵の懐に入る。敵に頭を下げる。

小村は大反対。強気な外交。
太鼓持ち桂。。伊藤は恐露病と。
結局、桂内閣は日露戦争遂行内閣となった。
若さ=荒さとなりうる。

伊藤博文は日露戦争の回避に命をかけていた。
その伊藤をロシアは意外にも歓待した。
ロシアの大蔵大臣ウィッテが訪ねてきた。
伊藤と同じくロシア唯一の日露戦争回避論者。

朝鮮を軍事的に利用しないことを前面に押し出し、
三つの保障をする伊藤。
それならば日露の協和は成立しうると。

次はロシア皇帝ニコライ二世への謁見。
伊藤は一国の元首並の応接を受けた。

英語での直接対話を求めるニコライ。
大津での斬りつけ事件の恨みがニコライにはある。
両国が協和すれば東洋の平和に大きな力となる。
ニコライは伊藤に勲章を授ける。

日本公使館。広瀬。
伊藤はロシアが友好的であると喜ぶ。
広瀬が伊藤に何か進上する。
大蔵大臣は皇帝の信を失っていると。
やはり伊藤は受け流されている。。
裸の王様と言われたかのごとく伊藤は怒りをあらわにする。

広瀬とアリアズナ。
戦争に向かうと気付きながら。。

ウィッテは皇帝から呼ばれる。
日本に恩を売るためとウィッテ。
国家予算の半分が軍事費となっている日本。
追いつめられている日本を刺激することは得ではないと。
窮鼠猫をかむの原理。

結局、伊藤への回答は日本の言い分を全く無視したものであった。

恐ろしいことになる。。

回避できない戦争への道。


広瀬武夫少佐帰国。
ロシア人から愛された日本人将校。
「荒城の月」をアリアズナが演奏する。

祖国の風景。
母、そしてアリアズナが故郷に。
広瀬の夢。。

古い権威にしがみつくものは、新しい力を認めない。
それゆえに繰り返される悲劇の前触れ。
それは新しい世の中への前触れでもある。
互いに祖国のためにと誓った異国の友。
それこそ侍魂。
足掛け6年に及ぶロシア滞在を終えた広瀬。
2年後砲火を交えることとなる。。

アリアズナのAが刻印された懐中時計。
大事にしますと広瀬。
2人の別れ。



日英同盟は締結された。
朝鮮と中国の利権について。
日本人は大歓迎した。


真之は海軍戦略の研究に執心した。
生涯の大道楽。
少佐にお手紙ですと広瀬からの手紙。
シベリアを横断し旅順まで行くという広瀬。

既に戦争が始まっているという噂まであるシベリア。
第二の故郷に砲を向けなくてはならない時がくるかもしれないと。
アリアズナへも最後の文を書いた。


スペシャルドラマ 『坂の上の雲』 第2部 第6回 「日英同盟」 



 ◆キャスト◆

秋山真之 … 本木雅弘 

秋山好古 … 阿部寛 


正岡子規  … 香川照之 


正岡律   … 菅野美穂 



広瀬武夫  … 藤本隆宏




伊藤博文  … 加藤剛

山県有朋  … 江守徹

陸奥宗光  … 大杉漣

井上馨   … 大和田伸也


小村寿太郎 … 竹中直人



語り  … 渡辺謙

 ◆スタッフ◆

原作  … 司馬遼太郎『坂の上の雲』

脚本  … 野沢尚 他

音楽  … 久石譲




        →公式サイト(NHK)


BS-hiでは先行放送されてるんですよね。。
NHKは金儲けが上手くなった。。
龍馬の顔に選挙速報入れたり、地上波でBSのCMを垂れ流したり。。
収支が合わなくては公共放送も成り立たないんだけど。。

良いドラマが観られるんなら、
ドラマ好きの私は、どちらでも良い。
でも、テレビドラマはテレビの放送を観てこそのものですけどね。
そのために作られるべきものなのは間違いない。
そして、そうすることが一番楽しいとも思う。
そうして積み重ねられてきたものだから。
それが出来ないほど余裕のない暮らしが、
幸せなのかとも思う。
放電するには充電が必要だし。。



日清戦争から日露戦争の時代。


昨年と違って、今年の私は、
このドラマを前向きに受け止めることが出来る。
出来ている。

人が頑張り苦しみもがく姿を描くことは、
自らが苦しい時の教訓となるということが、
ちゃんと理解できる余裕がある。


『坂の上の雲』という作品は、かなり大きなものを描こうとしている。
なので、誰が主人公なのかわかりづらくなってしまうことも多い。
でも、描こうとしている大きな流れが、しっかりと伝わってくるので、
間違いなく成功しているんだと思います。


周りの人なくして、世の流れなくして、
主人公の生涯なんてありえないんだから、
主人公を描くためには、それ以外の人が描かれて当たり前。
歴史の流れを描こうとしている時代小説が原作となっていれば、
それは尚のこと。

私自身、実生活では、それが、すぐにわからなくなる。
忘れてしまう。周りへの感謝を。
でも、それはお互い様だともいえる。




次回、第7回「子規、逝く」


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30代も既に後半戦。

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